一期一会  古美術ささき ブログ

古美術ささきのブログです。(代沢本店・銀座店)

代沢本店:03-3411-4990
銀座店:03-5524-3324

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平成28年 12月 NHK 町田カルチャー教室
ここの所寒い日が続いております。今年最後のカルチャーです。

1件目です。
織部釉の置水指(水瓶)です。
 

水屋に置いて水をためておく容器です。
茶室が無い場合は多用途(ワインクーラー・鉢カバー・物入れ等)にご使用できます。
もう1点は犬山焼きの花瓶で銘が「陶逸」と入っております。
犬山焼きの背景を話しました。
次は霰(あられ)のやかんです。
材質が解らなくお持ちになられました。
底に「純銀・平安光隆」と入っております。
銀製の薬缶です。近年中国からの注 文で価格が上がった一つです。
なんと数千円でお求めになられたとの事です。
私も買いに行きたかったですね!

2点目です。
南蛮 芋頭水指で平沢九朗作です。
 

表千家惺斎宗匠の箱書きと塗蓋の裏に在判が書かれております。
平沢九朗の説明と芋頭の銘の由来を話しました。
渋い道具ですので小間でのお濃茶によろしいですね。名古屋では人気がございます。

3点目です。
唐三彩楽人俑です。
 

なかなかフォルムの良い作品ですが残念ながら現代のイミティーションと思われます。
イミティーションの根拠を複 数説明いたしました。
日本には膨大な量の本物も入っておりますがその何万倍ものイミティーションも存在します。
信用有るお店での購入が賢明です。

4点目です。
中国の明末の有名画家、董其昌の三幅対です。
 

あまりにも有名画家の為に殆どが各時代のイミティーションで本物は極少数と言われております。
この作品も時代はある程度はございますが明末ではございません。
人物は丁寧に描かれておりますが樹木は少し雑ですね。
でも中国絵画は写しものでも各時代に描かれた「倣古」という考えで写された時代により価格が付いております。
今月の持参の一品は「柳宗悦」の軸です。
箱書は濱田庄司です。
柳先生の書は特徴があり解りやすいですね。
今年も一年お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
 
当カルチャーは原則、毎月第4水曜日10時15分から11時45分に
NHK町田教室で開講しております。

 
品物を持ち寄り、お互いに鑑定しあいながら骨董品の見る目を養います。
みなさまで楽しみながら知識を深め、趣味をより充実させ、広げるのに役立ちます。
鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。
いつからでもご入会できます。

 
【受講のお申し込みは NHK文化センター 町田教室まで】
東京都町田市原町田4-1-17 ミーナ町田8階 
TEL : 042-726-0112
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_416464.html 
 
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古美術ささき主催 カルチャー教室 平成28年12月
ここの所の冷え込みで落葉も進みいよいよ冬の装いとなりました。

本日は今年最後の講座で恒例の納会です。

場所は今年も椿山荘の「錦水」です。

納会はいつも特別展示とその解説です。

有吉先生は源氏をテーマに鎌倉時代の源氏物語の書から江戸時代の源氏の絵まで20点ほど展示しての解説です。

 

巻を組み合わせての展示もあります。

最後は有吉家のクリスマスの展示です。

4線譜のグレゴリオ楽譜にクリスマスカード色々です。

続いて私の展示は茶箱です。

まず時代の

・籠のセット2点

・遠州流の茶箱のセット1点と茶箱のみ2点

・千家流の桐の茶箱1点

撫子蒔絵のある茶箱1点

不入作の古銭蒔絵の箱1点の計8点を展示して解説いたしました。

茶箱は旅行にも便利ですので旅の友によろしいですね。

じっくりと一時間ほど鑑賞して頂き後は食事です。

食事が終わると恒例の福引をして終了です。

福引が毎年一番盛り上がる時ですね。!

 


来年はまた2月よりの開講となります。

どうぞまた来年もよろしくお願い申し上げます。

当店主催のカルチャーは1,8月を除く第二水曜日の1時15分より4時15分までです。
受講ご希望の方は当店までご連絡いただければ幸いです 。
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古美術 ささき 主催 カルチャー教室

木枯らし一号が吹き荒れた寒い一日です。

まずは有吉先生の講義です。


伊勢物語69段と70段、71段です。
伊勢物語の名前の由来になった重要な段です。
講義に引き続き恒例の展示は短冊14枚で大原女、網干、照葉等を描いたものが7枚、
庭落葉、夜落葉、都時雨、夕時雨、冬月など晩秋を詠んだ短冊が7枚です。
解説付きで読んで頂きました。

今月の私の講義は炭斗です。

炭斗の成立、素材、産地、形、等です。
唐物(菜籠、脛当て、陶板入)と和物の違い、素材の竹、籐、藤の見分け方
籠以外のキンマ、瓢、一閑張、曲げ物、指物等
形の違い(三角、四角、五角、六角、八角、丸、切子)も様々です。
各家元の好みもございます。
持参は6点で木地五角切子形、六角炭斗山水花鳥画染付板入り 、三角炭斗、唐物 時代藤組炭取、有馬製鱗形炭斗竹雲斎造、時代 八角籠炭取です。
それぞれ1点ずつ解説とともに各々手に取っていただき細かいところまで見ていただきました。
今回は炭斗単体ですが本来は火箸、鐶、羽箒、香合と組んでの使用ですので
その取り合わせも重要です。

来月は早や納会です。
有吉先生と私の特別展示がございます。

当店主催のカルチャーは1,8月を除く第二水曜日の1時15分より4時15分までです。
受講ご希望の方は当店までメール、電話にてご連絡いただければ幸いです 。

 
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平成29年 9月 NHK 町田カルチャー教室
金木犀の香りがどこからとなく漂ってきます。

今月の1点目です。

 


絵皿を額装にした作品です。
絵皿は東洋陶器製の皿です。
絵が描いてありますがペインターが絵付けしたものと画家の絵をプリントした作と二通りございます。
ルーペで見ますと印刷と直筆の違いが良くわかります。
東洋陶器は現在はTOTOで1917年創業、1960年代までは食器等色々と製作しております。
この額も昭和30年頃と思われます。

2点目です。

 


七宝の蓋物です。
この品は現代の中国製の七宝です。
良い形ですね。
七宝の歴史的背景を話しました。
七宝は日本よりヨーロッパの収集家が多く良い作品は海外に流失しております。
日本でも古い時代から連綿と続いておりますが江戸で少し花開き、明治になり万国博覧会に出品する頃より一気に花開きました。
現在でも明治時代の七宝は人気、価格が高くなっております。


3点目です。

 

 

 

 

木彫の像です。

銘は「大正六年二月 法壽刻」で手に巻物を持っておりますので老子と思われます。
作者は不明ですが欅材でなかなか良く彫りております。
ちなみに孔子、孟子、老子、孔明等 、手 の持ち物や組み方に特徴がございます。

   

4点目です。

 


赤絵の鉢です。
このような鉢は染付の色、赤の色、フォルム、重さ等で時代が解ります。
この鉢の呉須の色は明治時代にヨーロッパより輸入された藍色が使用され始められます。
通称べろ藍(ベルリン藍といわれ化学合成された藍色)で比較的濃い色です。
この色が使用されておりますので明治以降となります。
赤の色も変化します。赤の色に関しましては錦絵も同じですね。


5点目です。(画像が無く申し訳ありません)
朝鮮李朝時代の無地刷毛目の茶碗です。
この無地刷毛目 という名称も日本独特です。
刷毛目跡が無い為に(釉薬を刷毛で塗らなくどぶんと付けて製作)付けられた名称です。
刷毛目より安価で多く出回っておりますので普段使いに使用しやすい茶碗です。


6点目です。

 


対幅の久隅守景、猿猴図です。
紙の時代は江戸初期はありますがおそらく当時の狩野派の画家の作品と思われます。
印が押されておりますが残念ながら後から押されたと思われます。
でもとても迫力と勢いがございますのでそれなりの画家が描いた作品と思われます。
掛けて楽しむには良いですね。特に今年は猿歳ですから
今月の私の一 品は江戸時代の尺時計です。
たぶん殆どの人が実物をまじかで見る機会が無い品です。
江戸時代の時間の定義を説明いたしました。
来月も鑑定品お待ちしております。

当カルチャーは原則、毎月第4水曜日10時15分から11時45分に
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品物を持ち寄り、お互いに鑑定しあいながら骨董品の見る目を養います。
みなさまで楽しみながら知識を深め、趣味をより充実させ、広げるのに役立ちます。

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古美術ささき主催 カルチャー教室 平成28年9月
暑さもようやく治まり虫の声が聞こえるこの頃です。
9月は有吉先生がお休みですので特別講義となります。
今回の場所は庭園の秋草が楽しめる目白庭園・赤鳥庵です。
それぞれの広間に二組に分かれ「茶会の準備と呈茶」です。
箱からお道具を出し一通りのセッティングです。

 


セッティング終了後のチェックポイントは掛軸の高さ、香合の位置、花入れの位置、花の入れ方 風炉先、小板、風炉釜、棚、水指等の各々の位置です。
後は水屋での準備です。

 


 


一通りの説明後に呈茶です。
殆どが赤鳥庵の常住のお道具ですが私が4点持ち出しいたしました。
茶杓2点(遠州形、牙茶杓と先代小堀宗通家元の昭和31年作です。)
茶器は銘「宮城野」で不昧公のお好、伊川院下絵、漆壷斎造で甲に秋草が描かれ胴には3匹のキリギリスが描かれまた和歌が書かれております。


 


和歌は「さまざまに 心ぞとまる 宮城野の 花の色々 虫の声々」源俊頼 千載和歌集です。
後一点はお軸で二條為家の和漢朗詠集切れで漢詩が六首と和歌が一首です。
交代の一席も無事に終わりまた元通りに収納して終了です。
当店主催のカルチャーは1,8月を除く第二水曜日の1時15分より4時15分までです。
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平成28年 8月 NHK 町田カルチャー教室
ここのところ台風が多く不安定な天候が続いております。

本日の1点目です。

 

石造りの「ガネーシャ」です。
インドへ観光した折にお求めになられた品で6圓箸了です。
ガネーシャは象を模ったヒンズー教の神で商売と学問の神と言われております。
時代はお求めになられた時に150年ほど前と言われたそうです。
目と頭が可愛いですね。当店も原三渓さん旧蔵のガネーシャがございます。

2点目です。

 

ダルマの絵が描かれた鉢です。
残念ながら作者は不明ですが迫力のある画で昭和初期頃の作 と思われます。
町田のノミの市でお求めとの事です。
まずは購入して調べるのが品が解る近道でもあります。

3点目です。
 

陶片入りの小箱です。
中国製で南京染付の壷の破片を上部に使用して下を製作して箱にした品です。
戦後にお土産用として多く製作された品で大小色々とございます。
破片は本物ですのでお楽しみいただけます。

4点目です。
 

呉須赤絵の鉢です。
時代は明末頃で大振りでキズは無く良い品ですが残念ながら色が悪いですね
このタイプで白く良い上がりの鉢ですと何百万円という価格で取 引されております。
でも何百年もキズもなく伝わったという事は大変貴重なことです。
菓子器にも蓋を付けて水指でもご使用できます。
今後も大切にしてください。
産地、窯の説明をしました。

5点目です。
 

李朝の香炉です。
形が良いですね。共蓋も備わっており飾り映えと存在感がございます。
箱の貼札には李朝初期と書いてございますが残念ながら時代はずーと後の李朝後期から末期にかけての品と思います。
キズもなく実際にご使用もでき良いですね。
時代による香炉の形の違いと韓国の美術館のお話ししました。

 


6点目です。
 

圓山應晨(圓山応挙の孫)の菊花双鶏図です。
良く描けてはおりますが残念ながら絵の具の色や描き方の違い等で真作ではございません。
岩絵の具の説明と描き方の説明をいたしました。
これからの季節に掛けてお楽しみになられるには良いですね。
今月の持参の一品は勲章で「勲五等宝冠章」です。
女性専用の勲章で他の勲章と違い真珠が使用されております。
旭日、瑞宝と比べてはるかに数の少ない勲章になります。
少々の残り時間は2015東美アートフェアーの図録で作品の解説です。
いつも時間がなくなかなかできません。

来月も鑑定品お待ちしております。

当カルチャーは原則、毎月第4水曜日10時15分から11時45分に
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鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。
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| 古美術ささき | カルチャー教室 | 17:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
平成28年 7月 NHK 町田カルチャー教室
梅雨空でうっとうしい日が続いておりますが気温が低く過ごしやすい日が続いております。
梅雨明けはもうすぐですね!

今月の1点目です。
 

箱書きは「淡々斎好 松莨盆 指物師 喜斎」となっております。
ずしりと重い油分の多い松で肥松とも老松とも言われております。
良い材料で良い細工です。
淡々斎の好みと煙草盆の使用方法をお話ししました。

2点目です。
 

竹で製作されて千鳥に葦の蒔絵が入った長さ20僂阿蕕い涼櫂悒蕕任后
しゃれた「櫓(ろ)」の形です。
ペーパーナイフ、簪、等色々とご使用できます。
蒔絵も粋ですね。

3点目です。
 

茶碗2点と灰器です。
茶碗は水野英雄、安南茶碗は不老園、灰器は青楽です。
安南茶碗の本家は今のベトナムで文様の蜻蛉と説明をしました。
灰器の使用方法もお話ししました。
使用して無い茶碗ですのでご使用になられたらよろしいですね。

4点目です。
 

徳利2点、飯茶碗、小向付です。
1点は時代はございませんが井戸風で手取りが良い徳利です。
もう1点は小杉焼の鴨徳利を参考に製作したのではないかと思う徳利です。
飯茶碗は緑の釉薬を吹墨してあります。
吹墨の方法をお話ししました。
今月の私の持参の品は純金製の薬師如来です。
平田宗道作で徳力製、松坂屋販売です。
少々の残り時間は2015東美アートフェアーの図録で作品の解説です。
いつも時間がなくなかなかできません。

来月も鑑定品お待ちしております。

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鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。
いつからでもご入会できます。

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| 古美術ささき | カルチャー教室 | 14:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
古美術ささき主催 カルチャー教室 平成28年7月
気温は高くございませんがうっとおしい日が続いております。
今月から有吉先生が軽井沢に静養にお出かけになりますので私一人の二コマ講義です。
一コマ目は北大路魯山人の陶芸4点です。
魯山人の若いころから晩年まで解説をして持参の品を手に取って見ていただきました。
1、織部兜鉢、カブト(兜)を逆さまにした形からの命名です。
2、扇鉢 織部秋草文
3、色変り木の葉文皿 5枚
4、伊賀釉薬皿 5枚
共箱と識箱でそれぞれの解説をしました。
それにしても書、画、篆刻、陶磁器、と多彩な作品を残 している魯山人は生涯にいったい何点の作品を残したのでしょう?という問いにみなさん大きく外れました。
答えは下に。
二コマ目は画帳です。
1、六玉川手鏡画賛 
  全国に6か所ある古来より和歌に詠まれている玉川の解説と歌の解説です。
  画と和歌が見開き左右に描かれております。
2、六歌仙画帳手鏡 
  豪華な装丁で大判の堂々たる色紙に江戸後期の上級公卿六人により書かれております。
3、定家12カ月画帳 詠花鳥和歌
  花と鳥各十二首ずつ極彩色の色紙24枚が2枚ずつ貼られている豪華な装丁の画帳です。
以上3点を解説しながら順に展観いたしました。
来月8月はお休みで9月は目白庭園赤鳥庵で道具の取り扱い方を予定しております。
魯山人の作品数は生涯大凡30万点と言われております。
当店主催のカルチャーは1,8月を除く第二水曜日の1時15分より4時15分までです。
受講ご希望の方は当店までメール、電話にてご連絡いただければ幸いです 。
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平成28年 6月 NHK 町田カルチャー教室

梅雨のうっとおしい日が続いております。
足元の悪い中お出かけ頂き有難うございます。

本日の1点目です。

 


 

玉杢の足付台と手付き鉢です。
お持ちになられたお父さんの収集品だそうです。
前回も違う方がお持ちになられましたが現在ではほとんど製作しておりませんので大
切にしてください。
足付台は仏像を載せてもよろしいですね。

2点目です。

 


 

九谷分銅形皿と初代徳田八十吉の吉田屋写しのぐい吞みです。
九谷の分銅形皿は一見古九谷に見えますが高台の造りと絵の具の色が微妙に違いま
す。
大聖寺九谷といわれる明治末から大正頃の作と思われます。
初代徳田八十吉は名工で古九谷を初め色々と写し物を製作しております。
初代、二代、三代の見分け方をお話ししました。

3点目です。
箱はございませんが13代柿右衛門の濁手(にごしで)の作品と思われます。
白磁と濁手の色の違いが分かりとても勉強になりました。
箱を製作して箱書きをお付けしてお持ちになられた方が良い作品ですね。
大きさもあり名品です。

 



4点目です。
明治頃の有田焼二点です。
1点はお家にあった品で大きなキズを漆で修理しております。
もう1点は蚤の市で300円でお求めになられたとのことです。
現代の食器をお求めになられてももっと高いですね。
手描きで色合いも良く使用できますので良いお買い物でした。

 



5点目です。

 


 

徳利です。
李朝のとても良い徳利です。
井戸と同じかいらぎが出て景色に変化もありまた重さもあります。
使用した事が無いとのことでしたのでぜひ使用してくださいとお願いしました。
この徳利で一度お酒を呑んでみたいですね。

6点目です。
二代宮川香山作の祥瑞うつし 唐子の図 腰ねじ茶碗です。

 

 

横浜真葛焼で昭和20年に横浜空襲で窯、家もろとも灰燼に帰しました。
初代はパリ万博等で超絶技法で世界的に有名です。近年展覧会も多々催されておりま
す。
二代は茶道具の製作も多く残しております。
祥瑞に独自のアレンジを加えて製作した茶碗です。
箱書きは真葛香齋です。真葛窯と香齋との関係をお話ししました。

今月は鑑定品が多く集まり感謝です!
来月も鑑定品お待ちしております。

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| 古美術ささき | カルチャー教室 | 16:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
古美術ささき主催 カルチャー教室 平成28年6月8日  於 有吉先生宅
今月は有吉先生宅に訪問してのカルチャーです。
桜上水の先生のマンションには20代の頃よりお邪魔しておりましたが桜上水ガーデンズの再開発によりすべてを取り壊し3年の年月をかけ新しくマンションが立ち並びました。
引っ越しも終わり膨大な本もある程度片付いたところで総勢二十数名で訪問させていただきました。
本日のメインの「伊勢物語絵巻物」は今までに確認されているだけでも数が少なく貴重です。
その理由は殆どが本を巻物に仕立てたものや屏風、巻物が切られて断簡で現存している作品がほとんどです。
この絵巻物の為にマンションの集会場を借りていただき拝見する運びとなりました。
時代は江戸中期頃との事です。3段ほどづつの鑑賞です。
全部拝見した後は先生の部屋に行き今度は「伊勢物語」を始め稀覯本の鑑賞です。
天皇に近い本や公家の本、武家の本等、本の装丁の違いを解説していただきました。
後は本を収納するための箱のコレクションの鑑賞です。
大変珍しい密陀絵(みつだえ)の箱が貴重です。
最後にめったに広げたことのない有吉家伝来の巨大な涅槃図と光悦の軸を特別に見せていただきました。


一同眼福を得て解散となりました。
色々と拝見ありがとうございました。

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