2018.07.27 Friday
平成30年 7月 NHK 町田カルチャー教室
酷暑お見舞い申し上げます。
毎日毎日猛暑日が続き体に厳しいですね。
今月の1点目です。
花瓶2点と皿1点です。
花瓶1点はイタリアのFLAVIA製です。
押して付けた文様と色使いが特徴ですね。
皿は有田焼で山徳窯 忠峰作です。
重い品3点お持ちいただき大変でした。
2点目です。
茶碗4点です。
1点は素人の手びねりです。
刷毛目の茶碗は赤膚焼で銘が入っております。
少し古い作でこれからもご使用できます。
3点目です。
染付の皿です。
白洲正子さんの旧居の武相荘の売店でお求めになられたとの事です。
100年以上は時代があり手描きです。
普段使いを始め多用途にご使用できます。
価格も妥当で新しい食器をお求めになるより宜しいですね。
4点目です。
お持ちになられた方のお父様がお求めになられた品だそうです。
今では材料がない肥松で製作されております。
今でも松の脂がシミ出てきます。
蓋物2点が囲碁の碁笥で後は茶器セットです。
そういえば古材の老松で製作された香合や棗は1000年経ても脂が出てきます。
どこからこんなに出るのだろうといつも不思議に思っております。
5点目です。
柿右衛門の色絵姫御殿文ティーソーサーと燭台の柱の部分、デルフトの香合です。
柿右衛門の燭台の柱は珍しいですね。
ほとんどが輸出用に製作されております。
デルフトは日本に入り阿蘭陀焼として茶人にもてはやされました。
江戸初期のは大変高額な価格で取引されております。
6点目です。
高麗青磁三島筒茶碗と青華龍文壷です。
良くはできておりますが近代の作です。
その鑑定のポイントを持参された方に話していただきました。
すごいですね!わかるようになってます。
頼もしいですね。
今月の持参の品は小皿で江戸ガラスとギヤマンです。
違いと見分け方ポイントを話しました。
来月もまた鑑定品お待ちいたしております。
当カルチャーは原則、毎月第4水曜日10時15分から11時45分にNHK町田教室で
開講しております。
品物を持ち寄り、お互いに鑑定しあいながら骨董品の見る目を養います。
みなさまで楽しみながら知識を深め、趣味をより充実させ、広げるのに役立ちます。
鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。いつからでもご入会できます。
品物を持ち寄り、お互いに鑑定しあいながら骨董品の見る目を養います。
みなさまで楽しみながら知識を深め、趣味をより充実させ、広げるのに役立ちます。
鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。いつからでもご入会できます。
【受講のお申し込みは NHK文化センター 町田教室まで】
東京都町田市原町田4-1-17 ミーナ町田8階
TEL : 042-726-0112
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_416464.html
古美術ささき 佐々木 一