2017.11.24 Friday
平成29年 11月 NHK 町田カルチャー教室
朝晩冷え込みいよいよ紅葉の頃となりました。
今月の1点目です。
金屋五郎三郎作の小燈(燭台)です。
唐銅で製作されたずしりと重い燭台です。
8000円でお求めになられたとの事、良い買い物でしたね。
その昔は貴重で高価な品でしたが近年需要がなくなりますと価格は低下いたします。
ご家庭でも使用していただければもう少し需要が増えるかもしれませんね!
蝋燭と灯明の話をしました。
2点目です。
黒高麗の扁壷です。
味わいがあり良いフォルムですね。
飾ってもよく花を入れても花を引き立たせてくれます。
製作時代と製作方法その周辺の話をしました。
3点目です。
13代柿右衛門、錦岩牡丹画花瓶と14代柿右衛門の酒器セットです。
二点とも窯ものですが花瓶は大きさあり飾り映えしますね。
酒器セットは菊鳥文の錦手で綺麗ですね。
帰省した時にお求めになられた品でした。
本物で宜しかったですね。
4点目です。
柿右衛門も濁手唐子文様の小皿と染錦の菊文小皿です。
江戸中期頃の作で染錦小皿は上手ですね。
現代の柿右衛門と江戸 中期の柿右衛門が4点集まり比較検討できたのがとても良かったですね。
濁手と白磁の違いもよく分かりますね。
5点目は幕末から明治頃の伊万里の色絵の中皿です。
手描きで丁寧な色絵が施されております。
籬に菊の図で本日皿だけで3点集まり菊見が出来ましたですね。
二枚で数千円でお求めになられたとの事。新しい食器を買うよりお安く宜しいですね。
本日の持参の1点は金地扇面蒔絵小引き出しです。
膨大な時間が掛かった作品で蒔絵のありとあらゆる技法があり見ているだけで楽しいですね!
残り時間 は先日ございました東美アートフェアーの図録を使用しての作品解説です。
一年で図録一冊終了できるように解説する予定です。
来月もまた鑑定品お待ちいたしております。
当カルチャーは原則、毎月第4水曜日10時15分から11時45分にNHK町田教室で開講しております。
品物を持ち寄り、お互いに鑑定しあいながら骨董品の見る目を養います。
みなさまで楽しみながら知識を深め、趣味をより充実させ、広げるのに役立ちます。
鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。いつからでもご入会できます。
品物を持ち寄り、お互いに鑑定しあいながら骨董品の見る目を養います。
みなさまで楽しみながら知識を深め、趣味をより充実させ、広げるのに役立ちます。
鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。いつからでもご入会できます。
【受講のお申し込みは NHK文化センター 町田教室まで】
東京都町田市原町田4-1-17 ミーナ町田8階
TEL : 042-726-0112
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_416464.html
古美術ささき 佐々木 一