明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年3日より三男と九州の美術館に見学に行ってきました。
目的地は九州陶磁文化館(有田)です。
博多にお昼前到着してレンタカーで有田の九州陶磁文化館へ。
とても寒く気温は3度!伊万里焼の聖地だけあり膨大な量と質、それを古陶磁は年代別に解りやすく細かく分類してあります。
現代作家作品も地元有田を始め九州全域を網羅しておりました。
また柴田コレクションはその数1万店を超えその一部の展示だけでも見ごたえがありました。
その後柿右衛門古陶磁参考館、今右衛門古陶磁美術館、はまだ正月休みで見学出来ませんでした。
有田の町もまだ正月休みで開店している店も殆ど無く閑散としておりました。
どうしても見たかった伊万里焼の陶土を採掘した泉山磁石場に行き実際に陶土を見てみました。
何百年も採掘したため山が広大な土地に変貌、すごい!の一言です。
有田を後に伊万里へ向かう。山道を15キロほどで到着。ご存知のように此処の港からヨーロッパに輸出したために伊万里焼と呼ばれるようになる。
焼物を満載にした荷車で山道を運んだのでしょうか。そしてこの小さな港から中国、東南アジア、ヨーロッパへ膨大な量の焼物が輸出されて行きました。
ここも美術館は休みでした。町には大川内山窯元が30軒ほどあります。
伊万里を後に今日泊る唐津へ
唐津湾に面し虹の松原のそばにある唐津シーサイドホテルに
夕食は唐津駅近くの割烹屋に
ここで名物のイカの活け造り、この季節はあおりイカでしたが他の季節は剣先イカです。とオコゼの活け造りを頂き、締に鯛茶づけで海の恵みを堪能しました。
2日目 晴れ時々曇り
虹の松原をドライブ、ここは「21世紀に残したい日本の風景」で第5位に選ばれ、また日本の三大松原(三保の松原・気比の松原)で国の特別名勝でもあります。全長5キロ 幅1キロあり砂は硬めでした。
夏は海水浴客で大変な賑わいでしょうね。
唐津城を右に見ながら名護屋城へ
秀吉が半年で築かせた城で規模は大阪城に次ぐ広大な城址です。
この城を囲むように北は津軽から全国100あまりの大名が朝鮮出兵のため陣を張りました。
大軍を引き連れこの地に来るには膨大な費用と時間が掛ったのでしょう。
10万人以上もの兵士がこの場所に留まっていたんだなと遠い昔に思いを馳せておりました。
一番高い天守台址(天守閣は五層七重)からは遠くに壱岐が見え、その横に小さく對馬が見えました。
4度で晴れ、空気が澄んだこの時期ならではのごちそうですね。!
秀吉もこの場所から同じ風景を見て朝鮮半島は遠くないとの思いだったに違いありません。
この場所は距離的にも朝鮮半島から一番近く、また天然の入江が良い港となっております。
隣が呼子で活け造りのイカが名物です。
ここからは九州国立博物館と大宰府のお参りのため一路博多に戻ります。
2時間ほどで大宰府のインターに到着しましたが後7キロの地点から渋滞で殆ど進みません。
駐車場まで5時間かかるとのことで諦めて博多に戻りました。
残念ながら博多の美術館、博物館も全館休館中で見学は出来ずじまい。
グランドハイアットに宿泊、隣接のキャナルシティ博多は巨大なショッピングモールです。
この日の夕食は博多の名物とは関係ないスペイン料理を堪能しました。
翌日朝1便(7時)にて帰京