2012.03.29 Thursday
3月のNHK町田カルチャー教室
白木蓮が咲きいよいよ春めいてきました。
1点目はブロンズ裸婦像です。
作者は彫刻家、澄川喜一です。
「そりのあるかたち」シリーズで知られる作家で安藤忠雄と共に東京スカイツリーもデザインしております。
さすがに腰のそりが見事ですね。
金工芸家をお集めのこのお客様は共箱の蓋と60cm 近くあるブロンズをお持ちになられました。
力持ちですね!いつも有難うございます。
2点目は桃型の蓋物です。
蓋は鉄刀木(たがやさん)
タイ、インド、ミャンマー、インドネシアなどの東南アジア原産の広葉樹。 唐木のひとつで、代表的な銘木である。良い彫りで丁寧な仕上です。赤絵の器の本体は段重で元は3段か5段あったと思われます。オリジナルは中国明時代でこの品は日本で明治頃に造られたと思われます。色々多様途に使え楽しい品です。
3点目は前回と同じ鶴岡政男の水彩画で題名は「円卓の人々」
私には人々がお化けのQ太郎に見えて楽しい画でした。
4点目はガラスのコースターで古(いにしえ)の楽しい食器です。
ガラスとガラスの間に画を入れて造っております。
戸の引き手に使用しても面白いですね。
鑑定品のあとは東美アートフェアーの図録の商品説明と私の今月の一品を見ていただきました。
来月はいよいよゴールデンウイークの前で暖かくなりますね!