新年1回目の町田教室カルチャーです。
雪が残る寒い日にもかかわらず全員の出席有難うございます。
まず1点目は備前の小西陶古の茶入れです。
小西陶古は備前の窯元で桟切焼成を開発した故初代小西陶古が1926年に設立した窯です。
形は瓢箪型です。
ここでクイズですがちなみに逆さにした形も茶入れ、水差等に多くありますが何と呼ぶでしょうか…
答えは「単瓢」です。
ひっくり返して逆に言う今では芸能界の言い方みたいですね
2点目はブロンズ製の亀で尾を長く引いているところから「尾引亀」といわれております。
アールヌボーの影響を受けて製作したと思われまます。モダンな流線形で手足もなんともユニークですね。
「?晴」と作名が入っておりますが残念ながら上の字が判読不明です
3点目は牧野虎雄の油彩画「芍薬」です。
新潟高田出身の大正、昭和の洋画の大家です。
昭和21年没
東京の家は富ヶ谷にありました。何度もお伺いした懐かしい思い出がございます。
昭和初期頃の画で薄塗りで描いております。良い画ですね。
4点目は染付けの小皿です。
貫入が全面に入り画は船を漕いでいる山水画です
飾っても見ごたえがあり良いですね。
私が持参しました今月の1品は福沢諭吉の手紙です。封筒つきで巻物に仕立ててあります。
来月もまた鑑定品お待ちいたしております。
寒い日が続きます どうぞご自愛のほどお願い致します。