2010.11.28 Sunday
松殿山荘見学 記
11月21日松殿山荘公開の案内を頂き京都宇治木幡に行ってきました。
当日は大阪より京阪に乗り木幡へ、駅よりなだらかな坂道を登り15分、新興住宅を抜けたところに森が開け入口を入ると見事な色とりどりの紅葉が迎えてくれました。
周りは深山幽谷の趣に変わりその中に古い建物が点在、大玄関へ、この玄関は江戸時代の豪商天王寺屋五兵衛の屋敷の玄関を移築したとの事、山田氏に建物、特に眺望閣からの360度パノラマは圧巻です。
庭園も隈なく案内していただき天五樓にて松殿山荘流のお点前で一服頂きました。ここから見える紅葉も見事です。
庭園も隈なく案内していただき天五樓にて松殿山荘流のお点前で一服頂きました。ここから見える紅葉も見事です。
高谷宗範は小堀遠州流12代宗舟にも習っていた関係でとても良く似たお点前でした。
この屋敷は平安時代の公卿、藤原基房の屋敷跡で現在でも敷地は4万坪との事、大正時代に松殿山荘流祖 高谷宗範氏が求めて10数年かけて17あまりの席を建てたとのことです。
建物、庭は方円を基本にしているために四角と○での構成になっております。庭園の石にも一つ一つ石の種類の名前の小さな石柱があり銘石の勉強にもなります。
都会の喧騒から離れ、ゆっくりと時の流れている所でした。数々の接待に感謝です。