一期一会  古美術ささき ブログ

古美術ささきのブログです。(代沢本店・銀座店)

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平成30年1月3021日 小堀遠州流初釜
毎年1月の第3日曜日に帝国ホテル内茶室東光庵内で小堀遠州流初釜が催されております。

今年も寒もさが続いております。
東光庵でのお濃茶は毎年家元のお点前でお茶が振る舞われます。
毎年ですが一日お濃茶席でお手伝いをさせていただいております。

付きは宗忠の書捨ての文、昭和4年元旦試筆です。
散らし書きで知らない方が見るとどこから読めばよいのですかと聞かれる軸です。
濃茶席(本席)の軸は山城切です。

和漢朗詠集で題は「交友」伝、藤原定頼筆です。
花入れは竹一重切 鷹司輔信公作で銘「布袋」花はつくばねと曙椿、香合は呉須の八角です。
茶入れは古瀬戸肩衝茶入 銘「村消」 小堀権十郎、外箱藪内紹智、茶杓は遠州作 銘「臥見」で住まいのあった京都「伏見」に掛けているのでしょう。

茶碗は大振りで堂々とした高麗堅手で銘「不老」です。
不老、布袋で初釜にはぴったりの取り合わせです。

お茶は「ほしの白授」で星野園詰、このお茶は珍しく白っぽい色です。
先代夫人が満99歳でそれの白寿も兼ねているのでしょうか。

お菓子は花びら餅で清晨庵、菓子器ははしか彫喰籠で明の在銘入りです。

釜は遠州好、大面取で七宝の鐶付、作は五郎左衛門。炉縁は熱田神宮の古材で所々朱が残っております。

水指は遠州好の朱の手桶です。

薄茶席は床が宗本、宗安の合筆で「松」が宗本、幾と勢もの和歌が宗安です。

 
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