一期一会  古美術ささき ブログ

古美術ささきのブログです。(代沢本店・銀座店)

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平成29年 4月 NHK 町田カルチャー教室
百花繚乱で薫風の頃です。すっかり初夏の装いでね!。

今月の1点目です。

 

上品な盆です。
煎茶に使用する盆で唐木でできております。
彫が丁寧で柔らかさを感じます。

この手の盆はほとんどが紫檀と表記されておりますが本紫檀はほとんど無く大概が花梨です。
本紫檀は大変高額で貴重な材ですので中国からの引き合いが多い商品です。
価格も花梨の100倍はします。
見分け方をお話ししましたが実際に何度も何度も見て特徴を覚えないと難しいかと思います。

2点目です。

 
 
木彫の鴨と輪華型の小品です。
木彫の鴨は韓国の婚礼の儀式に贈られる品でお目出度い品です。
この鴨は側面に彫が入っている珍しい品ですが時代があるか無いかは意見の分かれるところです。

木彫鴨の説明をしました。
もう1点は素焼きの輪華型の小さな器です。
猿投と言われてお求めになられたそうですが青海波の文様が描かれている金継が気に入り購入したそうです。
猿投で時代も鎌倉と推定できます。うっすらと掛かっている自然釉薬がきれいですね。

3点目です。

 

李朝の白磁扁壷と水滴2点です。
白磁の扁壷はなかなかの品です 。
残念ながら口がなく補修で作っておりますがその他は良い雰囲気です。

この扁壺の製作方法をお話ししました。
水滴は時代があまり無い品ですが存在感があり飾っても楽しいですね。

4点目です。

 

九谷の盃と柘榴の香合です。
九谷の盃は吉田荘八作で題名が「田園の詩」で九谷の名工北出塔次郎の弟子で絵付けに定評がございます。
柘榴の香合は小野祥瓷でざくろの染付の絵付けがきれいですね。

ちなみに柘榴は種でが多いので子孫繁栄の象徴とされております。
両方とも実際にご使用出来楽しめますね。

5点目です。

 

薩摩の帯止です。

空女作で京薩摩焼を超絶技巧で製作している作家です。ルーペでしか確認できない作品もあります。
京薩摩は100年以上前に欧米に輸出用として製作された人気を博した品で錦光山を始め多くの窯元があり世界を魅了しました。

狐の全部を絵付けしてないところが良いですね。
もう1点は窯印もなく残念ながら鑑定不可です。

今月も私の1点は有元利夫(ありもと としお、1946年- 1985年)のエッチングです。
イタリアルネッサンス期のジョットピエロ・デラ・フランチェスカや、日本の古仏、「平家納経」などを敬愛し、それら「古典」や「様式」のもつ力強さに惹かれ、影響を受けた。生涯に制作したタブローは400点にみたない作家で38歳没です。

今月も鑑定品多数有難うございました。
来月もまた鑑定品お待ちいたしております。
当カルチャーは原則、毎月第4水曜日10時15分から11時45分にNHK町田教室で開講しております。
 
品物を持ち寄り、お互いに鑑定しあいながら骨董品の見る目を養います。
 
みなさまで楽しみながら知識を深め、趣味をより充実させ、広げるのに役立ちます。
 
鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。いつからでもご入会できます。
受講のお申し込みは NHK文化センター 町田教室まで】

 東京都町田市原町田4-1-17 ミーナ町田8階 
TEL : 042-726-0112

http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_416464.html 
 
古美術ささき 佐々木 一
| 古美術ささき | カルチャー教室 | 17:13 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |









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