一期一会  古美術ささき ブログ

古美術ささきのブログです。(代沢本店・銀座店)

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平成29年 9月 NHK 町田カルチャー教室
金木犀の香りがどこからとなく漂ってきます。

今月の1点目です。

 


絵皿を額装にした作品です。
絵皿は東洋陶器製の皿です。
絵が描いてありますがペインターが絵付けしたものと画家の絵をプリントした作と二通りございます。
ルーペで見ますと印刷と直筆の違いが良くわかります。
東洋陶器は現在はTOTOで1917年創業、1960年代までは食器等色々と製作しております。
この額も昭和30年頃と思われます。

2点目です。

 


七宝の蓋物です。
この品は現代の中国製の七宝です。
良い形ですね。
七宝の歴史的背景を話しました。
七宝は日本よりヨーロッパの収集家が多く良い作品は海外に流失しております。
日本でも古い時代から連綿と続いておりますが江戸で少し花開き、明治になり万国博覧会に出品する頃より一気に花開きました。
現在でも明治時代の七宝は人気、価格が高くなっております。


3点目です。

 

 

 

 

木彫の像です。

銘は「大正六年二月 法壽刻」で手に巻物を持っておりますので老子と思われます。
作者は不明ですが欅材でなかなか良く彫りております。
ちなみに孔子、孟子、老子、孔明等 、手 の持ち物や組み方に特徴がございます。

   

4点目です。

 


赤絵の鉢です。
このような鉢は染付の色、赤の色、フォルム、重さ等で時代が解ります。
この鉢の呉須の色は明治時代にヨーロッパより輸入された藍色が使用され始められます。
通称べろ藍(ベルリン藍といわれ化学合成された藍色)で比較的濃い色です。
この色が使用されておりますので明治以降となります。
赤の色も変化します。赤の色に関しましては錦絵も同じですね。


5点目です。(画像が無く申し訳ありません)
朝鮮李朝時代の無地刷毛目の茶碗です。
この無地刷毛目 という名称も日本独特です。
刷毛目跡が無い為に(釉薬を刷毛で塗らなくどぶんと付けて製作)付けられた名称です。
刷毛目より安価で多く出回っておりますので普段使いに使用しやすい茶碗です。


6点目です。

 


対幅の久隅守景、猿猴図です。
紙の時代は江戸初期はありますがおそらく当時の狩野派の画家の作品と思われます。
印が押されておりますが残念ながら後から押されたと思われます。
でもとても迫力と勢いがございますのでそれなりの画家が描いた作品と思われます。
掛けて楽しむには良いですね。特に今年は猿歳ですから
今月の私の一 品は江戸時代の尺時計です。
たぶん殆どの人が実物をまじかで見る機会が無い品です。
江戸時代の時間の定義を説明いたしました。
来月も鑑定品お待ちしております。

当カルチャーは原則、毎月第4水曜日10時15分から11時45分に
NHK町田教室で開講しております。

品物を持ち寄り、お互いに鑑定しあいながら骨董品の見る目を養います。
みなさまで楽しみながら知識を深め、趣味をより充実させ、広げるのに役立ちます。

鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。
いつからでもご入会できます。

 
【受講のお申し込みは NHK文化センター 町田教室まで】
東京都町田市原町田4-1-17 ミーナ町田8階 
TEL : 042-726-0112
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_416464.html 
 
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