一期一会  古美術ささき ブログ

古美術ささきのブログです。(代沢本店・銀座店)

代沢本店:03-3411-4990
銀座店:03-5524-3324

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令和元年 7月 NHK 町田カルチャー教室
長かった梅雨もいよいよ終わりそうです。

今月の1点目です。
 

 
肴の形をした染付の皿とガラスの花瓶です。
肴の形をした皿は残念ながら古くはなく近代の品ですが丁寧に恵比寿大黒図を手書きで描いております。
ガラスは旧チェコスロバキアのボヘミアガラスでクリスタル製です。
皿の時代の見方とガラスの説明をしました。
 
2点目です。
 

高麗青磁 鉄絵牡丹文合子と箱に書いてあります。
残念ながら本物では
偶然同じ高麗青磁の香合が鑑定品にございましたので比べていただきました。

3点目です。
 

高麗青磁菊文香合と柿の香合です。
高麗青磁菊文香合は本物で高麗末から李朝初期にかけて製作された品です。
小品ですが良い品です。
土と釉薬を2点目と比べての拝見です。
もう1点の柿の香合は箱書きに「鉄石山人」と入っておりますので中西鉄石です。
細工が細かく良く出来ております。

4点目です。
 

高橋泥舟の書です。
紙に揮毫された書があり同じ書の拓本がございます。
おそらくこの書から濡額を製作して拓本を採ったと思われます。
幕末の三舟の説明をしました。

5点目です。
 

古伊万里の小皿です。
珍しい印判手です。
印判は大量生産の明治以後は多く出回りますが江戸時代は少ないです。
初期の頃は乾山も使用しております。
印判の話をしました。

6点目です。
 

錦光山の茶碗です。
明治から海外向けに製作された京薩摩のブランドです。
見込みには浮世絵風の絵があり外側は藤の花が廻っております。
明治末頃に輸出され里帰りした品でしょうね。
京薩摩の話をしました。
今月の持参の品は黒瀬宗世の鉄の花瓶です。
山田宗美と共に未だに製作過程が解かっていない品です。

来月も鑑定品お待ちしております。
当カルチャーは原則、毎月第4水曜日10時15分から11時45分にNHK町田教室で開講しております。
品物を持ち寄り、お互いに鑑定しあいながら骨董品の見る目を養います。
みなさまで楽しみながら知識を深め、趣味をより充実させ、広げるのに役立ちます。
鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。いつからでもご入会できます。
当カルチャーのブログ https://sasakiart.jugem.jp/?cid=4

【受講のお申し込みは NHK文化センター 町田教室まで】

 東京都町田市原町田4-1-17 ミーナ町田8階 
TEL : 042-726-0112
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_416464.html 
 
古美術ささき 佐々木 一
 
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中山克写真展のお知らせ 

     [  中山克写真展のお知らせ ]

 


Because of the Sun2019717日〜729


リコーイメージングスクエア新宿 ギャラリー

当店で商品画像を撮影してくれている中の一人、中山克氏の写真展のお知らせです。

モノクロで構成されております。

 


2017/11/15 DRIFTING STRANGER(リーブル出版)

にて写真集も発売しております。

 


内容紹介の一文です。

流動する現実を纏い、世界を漂いながら光と影の集約を反復してきた中山克。
初動から二十年の歳月がすぎ、その行為こそが中山克の半生と呼べるものとなった。
そして、現在中山克が贈る写真集には、美しい風景が写っているわけでもなく、
戦地の凄惨な情景が写っているわけでもない、

そこには、光と影の衝突が静かな迫力とともに記録されている。



 


中山 Katsu Nakayama
1973
静岡県生まれ
1994 日本デザイン専門学校卒業
2005 富士フォトサロン新人賞(奨励賞)
2008
K*MoPAヤング・ポートフォリオ展(コレクション)

 

| 古美術ささき | イベント | 11:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
令和元年 6月 NHK 町田カルチャー教室
梅雨の真ん中ですが今日は晴れて暑い日になりました。

 本日の1点目です。
 堆朱2点と赤絵の皿です。
 
 

 
堆朱は断面に層が確認できますがこの花瓶と皿は残念ながら確認できません。
破損している個所を見ますと樹脂が見え近年のコピー商品とわかります。

堆朱は世界的に日本に残っております。
気候風土が漆に宜しかったのでしょうね。
多くの中国の方が日本に買いに来ております。
堆朱の説明をしました。

もう1点は明治から大正頃の有田焼です。

2点目です。
銀の徳利と盃2、錫の盃3個です
 

 
銀は打出しで製作されており未使用です。
錫は古来よりお酒が美味しくなるといわれております。
実際に多くのお店で使用されております。

3点目です。
魯山人箱の盃と江戸時代の箱に入っている瀬戸の盃です。
 

 
魯山人の箱は本物ですが中が入れ違っております。
お持ちの方の祖父が集めた品で箱から中の作品を出して使用していたので
違ってしまったとのことです。
プロが合わせれば簡単ですが普通の方には難しいでしょうね。

4点目です。
見出しに呉須赤絵鉢と書いてございます。
 

真贋の難しい品です。
ポイントを説明しました。

5点目です。
縄文晩期の器と白磁の皿です。
 

 

縄文晩期の品は今年のアートアンティークで入札して落札された品とのことです。
価格も安く落札でき宜しかったですね。
発掘の品は独特の臭がします。

このにおいも鑑定のポイントとなりますので嗅いで頂きました。
白磁の皿は菊型で古伊万里です。 キズもなく宜しいですね。

今月の持参の1点は元に毛彫が施され魚子(ななこ)が打たれた銀の金具が付き梨地に
唐草蒔絵が施された全長14僂良覆任后
 

いったいこれは何に使用するのでしょうか?

来月も鑑定品お待ちしております。
当カルチャーは原則、毎月第4水曜日10時15分から11時45分にNHK町田教室で開講しております。
品物を持ち寄り、お互いに鑑定しあいながら骨董品の見る目を養います。
みなさまで楽しみながら知識を深め、趣味をより充実させ、広げるのに役立ちます。
鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。いつからでもご入会できます。
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古美術ささき 佐々木 一
| 古美術ささき | カルチャー教室 | 10:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
有吉保先生追善茶会

有吉保先生追善茶会 6月12日 国立博物館内転合庵茶室

 


4月11日にお亡くなりになられてから早、2か月が経ようとしております。

 

15年間ご一緒にカルチャーを開講していた第二水曜日に追善茶会を催しました。

 

場所は国立博物館内転合庵茶室で小堀遠州の伏見屋敷の中にあったのを現在は東博が管理しております。

 

本席は二畳台目です。
 

 


 

 

 


床に初期大津絵の十三佛を掛けました。
 

 


 

 


 

 


 

 

花入れは東大寺転害門の古材で柏葉紫陽花を入れました。

 

不思議なことに株の中のこの一輪だけが花が違い山紫陽花でした。

 

香合は不昧好みの心経です。

 


釜は総霰の筑前芦屋で水指は経筒です。

 

茶碗は高麗刷毛目と出雲焼です。

 


茶杓は共筒で松浦鎮信公、茶入が古瀬戸、銘が「雲霧」です。

 

濃茶をお召し上がりいただいたのちに四畳半の席にお移り頂き薄茶をお召し上がりいただきました。

 


ここの床は装飾経で前に冷泉為村筆紺紙金泥経の経巻を飾らせて頂きました。

 

昨年末の講座の展観と納会ではお食事も残らず召し上がっていただいたのが印象に残っております。

 

暑い日を想像しておりましたが気温も低く雨も降らなく先生のご加護かなーと思いを馳せておりました。

 

合掌

 


TEL:03-5524-3324 銀座店 https://www.kobijutsu.ne.jp/user_data/school_culture
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| 古美術ささき | お茶会 | 15:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
令和元年 鹿島神宮 献茶式 6月9日

今年も鹿島神宮の献茶式のご奉仕に行ってまいりました。

梅雨入りですが曇り空で何とか持ってくれると良いですね。

夏越祓(なごしのはらえ)で大きな茅の輪も設えられております。
 

 


 

 


 

 

 

   毎年六月の第二日曜日鹿島神宮は10時より

  奉納古武道演武大会 

  

  1時より小笠原流百々手式
   2時より小堀遠州流 献茶式が催されます。

 

 

今年は綬与所の工事で本殿前に特設テントが設営できなく奥に設営されておりました。
 

 


 

今年も10時過ぎより本殿手前での呈茶には大勢のお客様にお召し上がり頂き感謝です。

献茶は本殿内でご奉仕です。

終了後に雨が降ってきました。

 

4時ごろより小笠原流と合同で神職総出の直会(なおらい)がありお札とお神酒を頂き解散です。

 
[ 以下は鹿島神宮HPより ]

鹿島神宮「武道の日」の最後の行事は小笠原流一行が奥参道に移動した午後2時頃、午前中の演武場であった特設舞台には一転して緋毛氈が敷かれ、武家茶道で知られる小堀遠州流により献茶式が執り行われます。献茶式では家元小堀宗圓氏のお手前により濃茶が点てられ、神職が鹿島神宮の大前に献じられます。
午前中は呈茶が行われ、参拝や見学のために境内に訪れた人に抹茶がふるまわれます。


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| 古美術ささき | お茶会 | 16:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
桑の実

毎年この時期になると小田急線沿いの遊歩道の桑の大木に桑の実がたわわに実ってます。

 

赤く熟した実を口に含むと甘酸っぱいプチプチとした食感が口に広がります。

 

桑は「食葉(くは)」または「蚕葉(こは)」が語源ともいわれております。
 

 


実はマルベリーと名前が付いているようにベリーですね。

 

材は江戸指物を始め茶道具の木工品にはなくてはならない材です。

 

特に島桑といわれる伊豆諸島の御蔵島産が最高と言われております。

 

葉の形は木の成熟度(成長度)によって形が変わることはあまり知られておりません。

 

若木は七夕に使用する梶の葉に似て切れ込みが入っており大きさも大きいので梶の葉の代用に使用します。
 


 

 

老木になると桜の葉のような形になり大きさも同じぐらいです。

 

実がなっていないと見過ごしてしまいますね!

| 古美術ささき | - | 18:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
令和元年 5月 NHK 町田カルチャー教室

すっかり初夏の装いで今週末には真夏日になりそうです。


今月の1点目です。

 


建水二点です。
建水はお茶で使用済みの湯水を捨てる容器です。
エフゴ形3代睫攫N品識劼虜遒任后
えふごは鳥のエサ入れが元の形と言われております。
もう1点は香取正彦作で本人のデザインの建水です。
形には制約がございませんのでいろいろとございます。


2点目です。

 


馬の額と黄銅製の香炉です。
馬の額は徐悲鴻と落款が入っております。
中国の馬の絵の大家です。
残念ながらこの作品は版で本物を縮小した作品です。
見方をお教えしました。
もう1点は真鍮製の香炉で蓮を模っております。


3点目です。

 


櫛笄のセットと小物いろいろです。
櫛笄は鼈甲に梅・舟・鼓・扇の蒔絵が施された品で銘が「耕月」と入っております。
後の品は中国の端渓硯、筆架、堆朱の花瓶、貝合わせです。
小物は楽しいですね。


4点目です。

 


画像が悪く申し訳ありません。
大正から昭和初期頃に製作された型物のガラスです。
1点だけ型ではなく切子ですが残念ながら大きなクラックが入っております。
先日のアートアンティーク時に参加店で入札して落札したとのことです。
ご使用できる品ですので楽しいですね。


5点目です。

 


伊万里のなます皿です。
丸紋は明治に入ってからの作で線描きは江戸末頃です。
普段使いにはちょうど良い大きさです。
丈夫でもあり手描きの線がきれいですね。
この二点も先日のアートアンティークで求められた品だそうです。


6点目です。

 




古九谷盃と箱に書いてあります。
この形は猪口です。
現在ではぐい吞みにご使用できます。
残念ながら江戸初期から中期の品ではなく近代の品ですがぐい吞みにはちょうどよくお酒が進みますね。


7点目です。

 


高麗青磁の瓶です。
見出しには「高麗青磁盤口瓶」とございます。
残念ながら当時の品ではなく近代の写しですが良い雰囲気ですね。


8点目です。

 


柿右衛門色絵鶏置物です。
この作品は江戸中期頃の良い時代の作で主に輸出用に製作された品です。
残存数が少なく良い作品ですね。
価格も高額です。
今月の持参の一品はガレの作で小瓶です。
ガラスの成分と技法を説明しました。

来月も鑑定品お待ちしております。
当カルチャーは原則、毎月第4水曜日10時15分から11時45分にNHK町田教室で開講しております。
品物を持ち寄り、お互いに鑑定しあいながら骨董品の見る目を養います。
みなさまで楽しみながら知識を深め、趣味をより充実させ、広げるのに役立ちます。
鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。いつからでもご入会できます。

【受講のお申し込みは NHK文化センター 町田教室まで】

 東京都町田市原町田4-1-17 ミーナ町田8階 
TEL : 042-726-0112
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_416464.html 
 
古美術ささき 佐々木 一
| 古美術ささき | カルチャー教室 | 10:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
銀座マロニエ通り

古美術ささき銀座店の近くにマロニエ通りがあります。
マロニエの木が街路樹になっております。

 


銀座2丁目2番から3丁目8番までの道路の呼び名で松屋の東側を通っております。

 

マロニエの木は日本のトチノキと近縁種でヨーロッパ産の西洋トチノキです。

 

青々とした大きな葉が茂り丁度今大きな房になったピンクの花が咲いております。

 


花の時期は短く毎年すぐに散ってしまいます。

 

ヨーロッパのドイツ、フランスではとても多く植えられている木ですね。

 

この時期銀座にお出かけの折はぜひ上を見て花を見てください。
 

 

 

  

| 古美術ささき | - | 14:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
遠州忌と家元嗣披露の会

小堀遠州流の遠州忌と小堀宗峯氏の家元嗣披露の会が椿山荘で5月11日に催された。
 


 

最初にお披露目の食事会があり終了後錦水で遠州忌です。

 

家元嗣の小堀宗峯氏の献茶があり読経終了後に茶会です。

 

 

家元席は台子での濃茶席です。

 

もう1席は松籟会役員席で薄茶席です。

 

当方で道具は用意させて頂き説明をさせていただきました。

 

改元とお目出度い趣向です。

 

床は二条良實筆 三首懐紙で「紫藤 久恋 祝言」です。
 

 

藤と祝いの和歌です。

 

床脇は御所車 菊文蒔絵入り 明治天皇御下賜品を飾りました。
 


 

花入れは御本の舟でこれからの家元嗣の船出をイメージしました。

 

花は三寸菖蒲、姫檜扇、花筏、舞鶴草、白山吹の五種で紅白に藤色を取り合わせました。
 


 

香合は遠州好み「玉」で宝珠形のお目出度い形で近藤道恵作です。

 

釜は霰真形羽釜で筑前芦屋 風炉は象足欄干風炉で井豫芦屋です。

 

芦屋の産地はは筑前(本芦屋)、博多、肥前、井豫、石見、播磨、河内、伊勢、越前で9カ所あります。

 

風炉先は遠州好み寄木透かし入り(桜、黒柿、桑)で市松文です。

 

棚は遠州本形、糸巻棚で宗忠箱です。


 

水指は阿蘭陀で花文入りです。

 

茶碗は御本花三島、朝日、隅田川、淡路κ浸裕草花図の四碗です。

 

茶器は遠州好み紫檀材瓢形七宝蒔絵で木地に七段の蒔絵が施されております。

 

茶杓は遠州作の

黒さび、共筒で蓬雪の添え文と石州の甲書きがございます。

 


 

蓋置は古銅もモールで建水は砂張です。

 

菓子器は唐津色紙型と古萩手付きです。

 

ご招待も含め大勢のお客様でしたが無事に終わり安堵です。

 

椿山荘は山手線内とは思えない深い緑と水があり静かな環境ですね。

| 古美術ささき | お茶会 | 11:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
雀成会 4月28日 国立劇場
当店でお茶を習われている中村光鈴(踊りの名前です)さんが4月28日国立劇場で
催された踊りの会雀成会に出演されたので見に行きました。

演目は「妹背山道行」でお三輪の役です。
妹背山は奈良県吉野町にある山で春日社近くの街道が舞台です。
登場人物は求女(もとめ)鎌足の息子で男性です。橋姫とお三輪(杉酒屋の娘)の三人で
それぞれの役の対比が難しい演目です。
光鈴さんは町娘ですっぱだがひたむきで可憐なお三輪を見事に演じておりました。
相当お稽古したのでしょうね!

今回お囃子は田中社中で私が30代頃お囃子のおさらい会に手伝いに来てくれてました旧知の田中伝八郎さんに楽屋で偶然会えて旧交を温めることが出来うれしい思いです。

   
| 古美術ささき | イベント | 11:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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