一期一会  古美術ささき ブログ

古美術ささきのブログです。(代沢本店・銀座店)

代沢本店:03-3411-4990
銀座店:03-5524-3324

http://www.kobijutsu.ne.jp/
2017東美アートフェアー 10月13日
初日ぐずついた雨の中を大勢のお客様が来場されました。

当店の開店前のブースです。(1階14ブース)

 


 
| 古美術ささき | ご案内 | 12:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
古美術ささき主催 カルチャー教室 2017年10月
月が美しい頃となりました。

まずは有吉先生の講義です。
いよいよ伊勢物語も終盤の89段〜93段です。
恒例の展示は月と菊を詠んだ和歌と漢詩の色紙伊勢物語の歌留多、江戸中期の絹本と
紙本
鑑定においても、どの素材でいつごろかというのもポイントとなります。

そういえば若かりしとき有吉先生のマンションに伺い夜遅くまで色々と解説してくださりまた
時代別の紙を見せてくださり時代の違いを教えてくださいました。

私の今月のテーマはアートフェアーに出品する蒔絵の箱に入った江戸中期頃の百人一首かるた
高麗茶碗、永楽保全の青磁茶碗、
荒川豊蔵の麦わら手の茶碗、江戸時代の棗、池田巌先生の
千鳥蒔絵中次の6点を解説をして手に取って見ていただきました。

アートフェアーでの展示価格を聞かれましたが来会時のお楽しみとさせていただきました。

当店主催のカルチャーは1,8月を除く第二水曜日の1時15分より4時15分までです。
受講ご希望の方は当店までメール、電話にてご連絡いただければ幸いです 。

TEL:03-5524-3324 銀座店    http://www.kobijutsu.ne.jp/school_culture.php
                     古美術ささき http://www.kobijutsu.ne.jp/ 
                                              メール info@kobijutsu.ne.jp
| 古美術ささき | カルチャー教室 | 13:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
秋の香り
秋のこの時期になりますと町中所々でどこからとなく秋の香りがします。
木犀でほとんどが金木犀です。

 


そういえば銀木犀が少なくなりましたですね。

春は沈丁花、春から夏にかけてはニセアカシア、薔薇、夏は草の香り、冬は椿が優しい香りを
届けてくれます。

地域や場所で色々な違いはありますが香りでも四季を楽しめますね!

 
| 古美術ささき | - | 15:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
新倉日立師一周忌偲ぶ会
新倉日立師一周忌偲ぶ会が9月29日
グランドニッコー東京台場、地下1階「パレロワイヤル」で催されました。
 

 
新倉日立師は日蓮宗本山龍口寺前貫首で自身のお寺は大森の大林寺でした。
茶道に熱心で自身で毎月龍口寺で茶事茶会も開き新しい陶芸の作家も応援しておりました。
骨董界にもご理解があり功績がございました。

早や一周忌ですね。
会場には脇に祭壇が飾られご愛用の茶道具が色々と展示してありました。
会食は新倉日立師がお好きだった楼蘭の中華のコースです。
 

偲びながら頂きました。
最後は故人所縁の江戸木遣り唄で中締めです。
 


 
| 古美術ささき | - | 15:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
平成29年 9月 NHK 町田カルチャー教室
お彼岸も過ぎ金木犀が香り始めました。

今月の1点目です。
 


呉須赤絵大鉢です。

二重箱に納められており大切に扱われてきたと推測できます。
時代は明末清初で中国漳州窯で大量に焼かれた品です。
価格は白磁の色で雲泥の差がございます。
製作された時代背景を話しました。
この鉢を包んでいた刺繍の裂は江戸後期頃の作で良いものでした。
 

2点目です。
 

辰砂の遊環付花入れです。

辰砂の色の出し方や産地等をお話ししました。
残念ながらこの品は現代の中国での写しでした。

3点目です。
 

加藤十右衛門作(1894年 - 1974年)の志野茶碗です。

珍しく手びねりでの製作です。
箱書きには美濃 大萱 八坂窯と書いてあります。
戦後の美濃陶芸再興復元に尽力しご子息三人が第一線で製作しております。

4点目です。
 

染付皿と銘々皿です。

染付皿は昭和初期頃の品で手描きです。
河童の絵が描いてある銘々皿は雰囲気の良い作品ですが残念ながら作者はわかりません。

5点目です。
 

唐銅の建水で惺々堂 紹美作です。

天保(てんぽう)10年生まれ。明治11年のパリ万国博覧会で銀牌,22年の同博では金賞をえるなど海外の博覧会でしばしば受賞した金属工芸家です。
焼金と書いてあるように表面の色に変化があり綺麗ですね。

6点目です。
 

ストーンカメオのブローチです。

イギリス製でメノウに女神が繊細に彫刻され周りの金の部分にブラックエナメルで雷文が描かれ真珠が入っております。

豪華で洗練された美しさがあります。ストーンカメオ用の縞瑪瑙が世界的になくなっております。
1908年作とありアンティークの価値もございます。

今月の私の持参品は明治時代の錦絵で製作された双六です。
東海道53次道中双六、天皇ご臨席東京双六 東京豪商双六 東京名称双六 の四点です。
見ていると飽きないですね!
今月も鑑定品多数有難うございました。

来月もまた鑑定品お待ちいたしております。
当カルチャーは原則、毎月第4水曜日10時15分から11時45分にNHK町田教室で開講しております。

品物を持ち寄り、お互いに鑑定しあいながら骨董品の見る目を養います。
みなさまで楽しみながら知識を深め、趣味をより充実させ、広げるのに役立ちます。
鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。いつからでもご入会できます。
受講のお申し込みは NHK文化センター 町田教室まで】

 東京都町田市原町田4-1-17 ミーナ町田8階 
TEL : 042-726-0112

http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_416464.html 
 
古美術ささき 佐々木 一
| 古美術ささき | - | 14:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
古美術ささき主催 カルチャー教室 2017年9月

早や虫の音が聞こえるころとなりました。


まずは有吉先生の講義です。

伊勢物語85・86・87段です。
先生の著書、歌人の風月も参考にして蛍の古歌の説明をしていただきました。
今月の展示は芹沢げ陲離レンダーに表された秋をモチーフにした
薄、ほうずき、鶏頭、藤袴、桔梗、虫かご、コオロギ、月など
独自の視点で描いた芹沢ワールドのモチーフを堪能しました。

私の授業は今月も7月に続き特別講義で裂の勉強です。 

講師は「袋物師の梅木さん」です。
前回に引き続き
1 唐木綿(からもめん)  南方より到来の裂
2 丹波布(たんばふ)   江戸時代
3 唐物繻子織(からものしゅすおり) 清朝
4 紺地緞子(こんじどんす)
5 白極緞子(はくぎょくどんす)
6 薄茶事牡丹文銀欄   清朝
7 甲比丹(カピタン)   インド
8 唐桟(とうざん)    インド
9 唐桟(とうざん)    インド
10利休間道(りきゅうかんどう)
11紺地錦(こんじにしき) 江戸時代
12金華山(きいんかざん) 清朝 ビロード
13竹屋町裂(たけやまちきれ) 江戸時代
14金更紗(きんさらさ)  インドネシア
15しけ
16波斯更紗(ぺるしゃさらさ)
17バテック       インドネシア
18インド更紗(いんどさらさ) 17世紀

 


 


 
今回も高倍率のルーペをご持参していただき織り方や金襴、緞子、ビロード、更紗、繻子等の
糸と織の違い等を解説していただきました。
裂にはいろいろとお道具の取り合わせがございます。
この裂地にはこの品が合うという解説もしていただきました。
二回に分けての勉強会でしたので大いに参考になりました。
貴重な裂を沢山お持ちいただき感謝です。

また機会がございましたらよろしくお願いいたします。

当店主催のカルチャーは1,8月を除く第二水曜日の1時15分より4時15分までです。
受講ご希望の方は当店までメール、電話にてご連絡いただければ幸いです 。

TEL:03-5524-3324 銀座店    http://www.kobijutsu.ne.jp/school_culture.php
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| 古美術ささき | カルチャー教室 | 13:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
平成29年 8月 NHK 町田カルチャー教室
22日連続の雨もようやく上がり猛暑日となっております。

本日の1点目です。
 

ガレの花瓶です。
シダ文様が美しい酸化腐食彫りのボリュームある花瓶です。
大手百貨店でお求めになられた品で良い作品ですね。
時代の説明と酸化腐食彫りの説明をしました。

もう1点は岩田のガラスの花器です。
これは残念ながら大量生産品です。
暑い日なのに重い作品の2点お持ちになられて大変でした。

2点目です。
 

登り窯の様子を陶芸で製作した作品です。
どこの窯で製作されたのか、また作者もわかりませんが初めて見る面白い品です。
もう1点は萩焼の向う付けと蓋物です。昭和初期頃で使いやすいですね。

3点目です。
 

輪島の花入れと信楽の掛け花入れです。
輪島塗は分業製で製作されております。蒔絵は蔦蒔絵で蒔絵の技法を話しました。
筒型の掛け花入れは信楽焼ですが残念ながら作者は分かりません。
信楽焼の見方をお話ししました。

4点目です。
 

李朝の長頸壷です。
頸の半分ぐらいは修理が施されておりますが良い壺ですね。
もう1点はやはり李朝のしのぎ手で珍しい手ですね。
二点とも良い品でした。

5点目です。
 

14代柿右衛門の濁手のぐい吞みです。
14代はお亡くなりになりましたが根強い人気があります。
もう1点は江戸中期頃の柿右衛門で盃皿が付いております。
両方比べてみますと時代の違いや絵の具の違いが判ります。柿右衛門手の花唐草の皿も上手ですね。
比較検討できる品をお持ちいただき感謝ですね!

今月の私の持参品はミニサイズ(手の平サイズ)の矢立4種です。
ミニサイズはとても珍しくほとんど市場に出ることは稀となっております。
モチーフも瓢箪、量り等変わったものも多く楽しめます。
今月も鑑定品多数有難うございました。

来月もまた鑑定品お待ちいたしております。

当カルチャーは原則、毎月第4水曜日10時15分から11時45分にNHK町田教室で開講しております。
品物を持ち寄り、お互いに鑑定しあいながら骨董品の見る目を養います。
みなさまで楽しみながら知識を深め、趣味をより充実させ、広げるのに役立ちます。
鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。いつからでもご入会できます。
受講のお申し込みは NHK文化センター 町田教室まで】

 東京都町田市原町田4-1-17 ミーナ町田8階 
TEL : 042-726-0112

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古美術ささき 佐々木 一
| 古美術ささき | カルチャー教室 | 16:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
平成29年夏季灰型の講習会
弌甫会(当店でお茶を習われている方の親睦会)の会員の方を対象にした
夏季の講習会を7月30日1時より北沢本店で催しました。

今年は灰型の講習会です。
先ずは湿し灰から作ります。
風炉5台分を篩います。
灰にお茶を掛け程よく湿ったところで篩にかけます。
湿し灰ができたところで先ずは五徳据えの風炉に灰を入れます。
和紙を置きその上に底瓦を置き五徳の高さを釜に合わせ調整し灰を入れます。
どの程度灰を入れるのかは経験によります。
炭の大きさを考えて中をできるだけ大きく作ることが肝要です。
そのあと火口から見える前瓦を据えるのですがここが難しいところです。
最後に「水」を書いて出来上がりです。
 

次は一番難しい「土風炉」の灰型です。

私が見本を作り、後は一人一人が灰型に挑戦です。
 

灰を触るのも初めての方が多くなかなか思うように作れませんが所々アドバイスをして
参加者全員が遠山の灰型を完成しました。
五徳据えや底瓦、前瓦等は実際に灰型を作らなければ触ることもありません。
良い勉強になったことと思います。
 

この灰型は茶会や茶事の前に30分ぐらいで作らなければなりません。
炭を入れ時間が経つにつれ湿し灰が乾きだし灰の風情が刻々と変化するのを楽しみます。
灰型はお茶の重要事項の一つですので時々練習していただければ嬉しいですね。

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| 古美術ささき | お稽古 | 15:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
平成29年 7月 NHK 町田カルチャー教室
梅雨明けの暑い日が続いております。

今月の1点目です。


 
グラスです。
デンマークのシェリー酒用のグラスということです。
ガラスは古くないので現代の品と思われますがグラビールの文様が洒落ております。
ガラスの話をしました。

2点目です。


 
12代 柿右衛門の小鉢と富本憲吉の灰皿です。
小鉢は錦手で絵付けの状態もよく裏の染付も丁寧に描かれております。
有田の料理屋で分けていただいたそうで格安の価格でした。
富本憲吉の灰皿は東京美術俱楽部の正札会で お求めになられたそうです。
絵付けも本人作で独特の書体の「花」も良い雰囲気です。
バブルの頃にはこの灰皿に銀火屋を付けて香炉として高額で販売していた時代もありました。
お求めになられた価格も安く良い買い物でした。

3点目です。


 
鉄製の弦(つる)です。
これは釣釜に使用する弦です。
作者は下間庄兵衛で4代目、江戸末頃です。
弦の使用方法をお話いたしました。

4点目です。


 
絵瀬戸平茶碗です。
作者は山口錠鉄で瀬戸、織部に関してはとても上手な方でした。
山口錠鉄の 次男が松本鉄山でその娘さんが当受講者のご子息と結婚されたお子様が出来たそうです。
山口錠鉄の曾孫になります。偶然のご縁でお目出度いですね。
平茶碗ですが絵が入り造形に雅味があります。

5点目です。


 
草花蒔絵 菓子盆 5枚 平安 光波作です。
戦前の作で丁寧な真塗り地に見事な蒔絵で絵替わりの草花蒔絵を描いております。
注文すれば1枚10万円でも製作が難しいですがこれも正札会で
何万円かでお求めになられたとの事で良い買い物でした。
お菓子を載せての銘々皿ですが現在では多用途にご使用できます。

6点目です。


李朝の面取り壺と龍文壺です。
李朝の面取り壺は難しい作品ですが龍文壺は李朝末期と思われますが良い品です。
龍の描き方がユーモアがあり楽しいですね。
この描き方は韓国だけで中国はまた違った趣になります。

7点目です。


 
阿蘭陀の盃と壺です。
輪花型の盃は花柄で可愛いですね。
18世紀ということでお求めになられたみたいですがそこまではないように見受けられますが
19世紀はあり使用しても楽しいですね。
もう1点のオランダは風景の描き方が少し近代的ですね。
17世紀初頭のお茶に向 く品は特に高額です。
阿蘭陀の茶道具の話をしました。

8点目です。
 

コインですが東京オリンピックからの硬貨で残念ながら高いプレミアムが付いているコインは
ございませんでした。
私が集めていた中学の頃は東京オリンピック1000円銀貨が最高25000円という価格が
付いておりました。

現在では残念ながら2000円ぐらいです。需要と供給の差ですね。
私の今月の1点はストーンカメオで1900年初頭にイギリスで加工された品で
当時の金の飾り枠が付いておりペンダントとブローチにご使用できるように加工されております。
シェルカメオとス トーンカメオの事をお話ししました。

今月も鑑定品多数有難うございました。
来月もまた鑑定品お待ちいたしております。

当カルチャーは原則、毎月第4水曜日10時15分から11時45分にNHK町田教室で開講しております。
品物を持ち寄り、お互いに鑑定しあいながら骨董品の見る目を養います。
みなさまで楽しみながら知識を深め、趣味をより充実させ、広げるのに役立ちます。

鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。いつからでもご入会できます。
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古美術ささき 佐々木 一
| 古美術ささき | - | 14:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
古美術ささき主催 カルチャー教室 2017年7月
梅雨明けもまだなのに連日30度超えの暑い日が続いております。

まずは有吉先生の講義です。
伊勢物語83・84段です。

展示は夏を感じる柘榴・七夕・朝顔・百合等の短冊10点
三代豊国の朝顔の錦絵 蛍狩の三枚続き等盛り沢山です。

今月は特別講義で裂の勉強です。 
講師は「袋物師の梅木さん」です。

古裂で仕服を製作している方で緒も、もちろん手組です。
袱紗、仕服は茶事や茶会でも拝見に出しますがそこまで気を入れている方は少ないように見えます。
まずは大まかな裂地の解説をしていただきご持参していただいた裂地16点を1点1点解説をして
いただきながら拝見します。
新しい機械織の人口染料を使用した品からほとんど残存数がない元時代の金襴まで盛り沢山です。

 
          1 翁格子 
         2 インドサリーモール 
         3 遠州緞子 
         4 茶地宝尽くし 
         5 流水人物文 
         6 トルコモール 
         7 益田間道
        
         8 ヨーロッパ更紗 
         9 インド更紗 
       10 インド縞 
       11 インドネシア更紗 
       12 ペルシャ錦 
       13 中国嘉靖金襴 
       14 明時代金襴 
       15 明時代緞子 
       16 元 金襴           16点です。

 
                                                                               
高倍率のルーペをご持参していただき織り方や金襴、モ ール等のいとおの違い等を解説していただきました。
世界中に古い裂がございますのでチョイスして使用するのは楽しいですね!
9月ももう1回お願いして茶道具との取り合わせ方や更紗の解説をしていただく予定です。

当店主催のカルチャーは1,8月を除く第二水曜日の1時15分より4時15分までです。
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