一期一会  古美術ささき ブログ

古美術ささきのブログです。(代沢本店・銀座店)

代沢本店:03-3411-4990
銀座店:03-5524-3324

http://www.kobijutsu.ne.jp/
NHK カルチャー教室
 

新年1回目の町田教室カルチャーです。

雪が残る寒い日にもかかわらず全員の出席有難うございます。

 

まず1点目は備前の小西陶古の茶入れです。

小西陶古は備前の窯元で桟切焼成を開発した故初代小西陶古が1926年に設立した窯です。



形は瓢箪型です。
ここでクイズですがちなみに逆さにした形も茶入れ、水差等に多くありますが何と呼ぶでしょうか…


答えは「単瓢」です。
ひっくり返して逆に言う今では芸能界の言い方みたいですね

 

2点目はブロンズ製の亀で尾を長く引いているところから「尾引亀」といわれております。



アールヌボーの影響を受けて製作したと思われまます。モダンな流線形で手足もなんともユニークですね。

「?晴」と作名が入っておりますが残念ながら上の字が判読不明です

 

3点目は牧野虎雄の油彩画「芍薬」です。
新潟高田出身の大正、昭和の洋画の大家です。



昭和21年没

東京の家は富ヶ谷にありました。何度もお伺いした懐かしい思い出がございます。

昭和初期頃の画で薄塗りで描いております。良い画ですね。

 

4点目は染付けの小皿です。




貫入が全面に入り画は船を漕いでいる山水画です

飾っても見ごたえがあり良いですね。

 

私が持参しました今月の1品は福沢諭吉の手紙です。封筒つきで巻物に仕立ててあります。

 

来月もまた鑑定品お待ちいたしております。

寒い日が続きます どうぞご自愛のほどお願い致します。

 

| 古美術ささき | カルチャー教室 | 14:41 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
初窯
 1月9日 銀座店で社中の初釜です。


軸は先代家元の「柳」です。





細字の和歌は藤原定家の12カ月和歌の1月の歌です。


花はおもとで2実9葉です


釜は鰐口釜で神社やお寺に吊り下げて鳴らす鰐口を基に製作した古釜です。








蓋も神社の御神体の海獣葡萄鏡を模しております。

茶碗は御本、水指は重ね餅型です。

 

今年は災害の無い平穏な年になりますよう祈っております。

寒い日が続いており、雨が降らなく乾燥いたしておりますがどうぞご自愛のほどお願いいたします。

 

| 古美術ささき | - | 13:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
クリスマスバージョン


 

銀座ではクリスマスバージョンの美しいイルミネーションがあちこちで点灯いたしております


          
                                                                  

続きを読む >>
| 古美術ささき | - | 18:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
銀杏並木
 

ここのところ
冷え込みでようやく銀座店の前の銀杏並木も
美しい黄金色になりました






落葉間近です。
それに銀座でも何本かに銀杏の実が生り芳香?
があたりに香ります。


 

| 古美術ささき | - | 17:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
NHKカルチャー町田教室
 

11月は第4週が祭日でしたので第5週の30日でした。

本日の鑑定品目の1点目は「雨宮治郎(造)・聖徳太子十六歳像」です。





雨宮 治郎(あめのみや じろう、1889 - 1970年)は、東美卒 彫刻家、日本芸術院会員。群馬県出身。

聖徳太子は、十六歳の時(実は十四歳)用明天皇の病に際して衣帯をとくことなく日夜看病につとめ、香炉をとって平癒を祈ったと伝えられた時の像です。

聖徳太子像は二歳像・稚児像等色々とございます。永い間の太子信仰の名残でしょうか。ブロンズで抜けの良い作品でした

二点目は,瀬戸焼の絵皿です。



四方型の皿で皿の作者は判読しがたいですが雰囲気の良い皿でした
古く見えますが昭和の時代でしょう。

三点目は茶碗です。


白織部と箱書きに書いてございますが残念ながら土が織部の土で無く、非常に鉄分の多い九州当りの土ではないでしょうか。珍しい茶碗です。

四点目は志野茶碗です




やはりこの茶碗も重く形や、膚も良くなく古くもありません。

五点目は黒織部の茶碗です。



時代もあり、土、釉薬、造形とも見所多くお茶を楽しめる茶碗です。
後は色々な桐箱の説明と箱の蓋の説明をいたしました

来週また鑑定品お待ち致しております。

| 古美術ささき | カルチャー教室 | 15:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
NHKカルチャー町田の講座 再開
 大震災後休講になっておりましたNHKカルチャー町田の講座が10月26日、JR町田駅近くのミーナ町田8Fにて再開いたしました。とても綺麗な商業ビルの8階です。

本日の鑑定品目の1点目は岡崎雪聲作の青銅(し)式花入です。



觶(し)は下方が丸く膨らんだ形の小型の飲酒用カップで中国古代の西周の頃に作られたものです。

この品はその觶をもとに岡崎雪聲が花入れを製作したものです。

 

岡崎雪聲(おかざき せっせい、嘉永7年(1854年) - 大正10年(1921年))は、明治から大正の鋳造師、彫金家です。

鋳金工芸家というよりは,むしろ鋳物師としての功績が大きく作品には「青銅鐘」(宮内庁蔵),「日本橋装飾獅子」(原型制作は渡辺長男)のほか,上野公園の「西郷隆盛像」,皇居前広場の「楠木正成像」など明治大正期の著名な銅像がある。後年,東京美術学校(東京芸大)の教授を務めました。

さすが雪聲、美しい曲線と造形ですね。



2点目は仁清銘の入った茶碗です。



呉器写しの茶碗で御本(鹿背)が所々に出て良い風情になっております。

残念ながら仁清本人作ではなく後の時代の京焼ですが良く使い込まれて大切にされてきた事が解る良い茶碗ですね。

世の中にある仁清銘の作品は残念ながら100%近く後の時代の品ですが銘にこだわらず良いものは大切に後世に残していきたいですね

先日終了しました東美アートフェアーの図録を配りまして今後毎月作品の解説をしていきたいと思います。

 

私の本日持参の品は、北村西望の作品で逸品作と大量生産品の違いを解説をいたしました。

 

来月も鑑定品お待ち致しております。




 


 

| 古美術ささき | カルチャー教室 | 13:42 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2011東美アートフェアー
 

2011東美アートフェアー(14・15・16)が終了いたしました。

 

初日から大勢のお客様がご来場いただき盛況でした。

お客さまも以前と比べまして中国の方が大勢で朝早くから並び開場と同時にお目当てのブースに散っていきました。

お客様は2日目、3日目と少なくなるのが普通ですが今回は三日間共客足が途絶えず、すごい賑わいでした。


114店舗で1階、3階、4階とブースがあり各店特徴ある品揃えですのでとても見応えがございました。

売れ筋の商品は中国物が圧倒的に多く特に官窯物は人気でした。

美術品は長い間低迷いたしておりますが何時の時代でも売れる人気商品はございます。

 

各々自分の好きな美術品に出会えるとうれしいですね(金額に関係なく)

 

ご来場有難うございました。

 

 

| 古美術ささき | イベント | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
カルチャー教室 蒔絵 漆工芸
 

毎月(1月、8月を除く)
第二の水曜日に催している当店主催のカルチャー教室です。

 

9月は王朝文学と和歌の講師の有吉先生が夏季お休みのため今回特別講師として漆芸家の豊平江都(とよひらえつ)様に
漆のお話をして頂きました。

豊平江都様は祖父が 翠仙、父が 翠香、伯父が 良彦と続く漆の家に生まれ芸大大学院卒業後作家活動をいたしております。

 

まずは自己紹介後、漆の採取方法と採取時期による漆の成分の違いと使い方を話して頂き、次に漆を磨ぐ時の炭の種類と使用方法、さらに塗刷毛と蒔絵筆の種類と製作現状を、最後に蒔絵の金の種類と技法をお教え頂きました。

最後に蒔絵の時に筒にいれた金を蒔く方法を実際に体験させて頂きました。

お使いの道具をお持ち頂いたため解りやすく理解できた有意義な時間でした。

 

漆工芸は他の工芸と違い1点製作するに膨大な時間と手間がかかります。蒔絵では高くなりました金や特殊な貝や螺鈿、鼈甲等も使用いたします。

道具も筆の材料の鼠を初め、刷毛の人毛、また特殊な炭を焼く職人、蒔絵の金の丸粉や平目粉等製作する職人も大変少なくなっており行く末が心配です。

現在は価格も異常なぐらい高価です。

残念ながら不景気な現在では蒔絵製品や漆工芸が正当な評価がなされていない現状です。

 

我々業者間で古来言われている事がございます。

絵画では新画(現在活躍の大家の絵)、道具では蒔絵が一番世相を反映し景気に合わせて一番先に値下がり、値上がりするという事です。

 

漆は海外では「ジャパン」と言われているぐらい日本を代表する工芸です。かのマリア・テレジアを初めヨーロッパの王侯貴族がこぞってコレクションしております。

 

早く地震復興が出来て日本経済も良くなり蒔絵がまた表舞台に出る日を願っております。

| 古美術ささき | カルチャー教室 | 16:13 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「復興の春」
 私が長らく持っていた軸がございます。

そのうちに茶会で使おうと思っていた軸ですが

内心使う機会が無いことを祈っていた軸でもあります。

その軸は川合玉堂 自画賛「復興の春」 で梅の絵に「甲子復興の新年を迎えて」

俳句は「富貴のとや 去年の地震の さけめより」とあり

関東大震災、大正12年(1923年)の翌年の正月に詠んだ句です。 

阪神大震災の後にも茶室に掛けてご冥福と復興を祈りました。

その軸がこの度東北の被災地のお客様の許にお嫁入りいたしました。

それもその軸の為に忙しい時間を割きわざわざ新幹線で
東京銀座までお越しいただきお求めになられて次第です。

来年の春には地元でお披露目いただき大勢の方に希望と復興の春を
お伝えできることでしょう…

良いところにお嫁入りできたことを感謝いたしております。
うれしく心に残る商いでした。

| 古美術ささき | 古美術 | 21:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
中伝 伝授式
 

中伝

 

先日、中伝の伝授式を銀座店でいたしました。

中伝までたどり着けばあとゴール(師範)はもう少しです。

当流のシステムは初伝、中伝、奥伝、皆伝、師範、別伝と進みます。

初伝を頂くまでが一番大変で後は少しずつの積み重ねです。

とはいえ師範までたどり着くのは至難の技で

ゴールを迎えられるのはほんの一握りです。

最近では最初から御免状は要りません!といわれる方もいらっしゃいます。

でも目標を定めて修練に励むことも必要と思います。

師範になりお茶の楽しさを教えていくこともこれからの時代に必要ではないでしょうか

なにはともあれ「楽しい!」が一番良いですね!

中伝おめでとうございます。

| 古美術ささき | お稽古 | 15:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< January 2012 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ RECENT TRACKBACK
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ MOBILE
qrcode
+ LINKS
+ PROFILE