一期一会  古美術ささき ブログ

古美術ささきのブログです。(代沢本店・銀座店)

代沢本店:03-3411-4990
銀座店:03-5524-3324

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平成31年 3月 NHK 町田カルチャー教室
桜の満開宣言の日で風は強いですが暖かな日です。

今月の1点目です。
大型で大変重い壷です。

 
        大正から昭和初期にかけて瀬戸で製作された品と思われます。
        蓋が備わっていて茶壺としての用途です。
         壷の厚さがが重厚なために焼成時に重さで曲がっております。
         飾っても存在感がございます。
























2点目です。     鉢と向付けです。

 


 
鉢は鼠志野ですが残念ながら近代の作です。
描いてある絵の動物の特定が難しいですね。
スピルバーグ監督の作品に出てくるキャラに似てます。
もう1点は型に入れて製作した大根形の向付けです。
時代はありませんが楽しい作です。

 
3点目です。      染付の煎茶碗と小皿です。

 


 
染付の産地と時代を説明しました。
1客に金属のかすがいで修理してあります。
今ではこの修理は無くなりました。
有名な青磁の茶碗、馬蝗絆(ばこうはん) が思い出されます。
小皿は印判でその説明をしました。

 
4点目です。   染付の向付です。

 


 
江戸後期の伊万里です。
輪花口で所々形で凹凸を入れております。
絵付けも丁寧ですね。
使用しやすい大きさです。

5点目です。

 

江戸中期ごろの柿右衛門手の鉢です。
キズもなくご使用しやすい大きさです。
お持ちになられた方が最初の頃にお求めになられたとのことです。
良い買い物でした。

 
6点目です。  青磁の小皿です。

 


 
文様は型押しで付けております。
上面だけ見ると時代もあり良い品に見えます。
裏の高台を見ると残念ながら現代の品です。
中国の福州でお求めになられたとのことです。

 
7点目です。   三島の扁壺です。

 


 
近年は粉青沙器(ふんせいさき)と呼ばれております。
白薬を上から塗り掻き落として文様を付けます。
朝鮮半島で、李氏朝鮮時代の前半、15世紀を中心に作られた陶器です。
日本では酒器がとても人気がございます。
この品は残念ながら近代の作になります。

今月の持参の一品は木彫作品で佐藤玄々の兎です。
刀の切れが良く一刀一刀の角が立ち美しいですね。
彫刻家の木彫作品の基本点をお話ししました。

来月も鑑定品お待ちしております。
 当カルチャーは原則、毎月第4水曜日10時15分から11時45分にNHK町田教室で開講しております。
品物を持ち寄り、お互いに鑑定しあいながら骨董品の見る目を養います。
みなさまで楽しみながら知識を深め、趣味をより充実させ、広げるのに役立ちます。
鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。いつからでもご入会できます。

【受講のお申し込みは NHK文化センター 町田教室まで】

 東京都町田市原町田4-1-17 ミーナ町田8階 
TEL : 042-726-0112
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_416464.html 
 
古美術ささき 佐々木 一
| 古美術ささき | カルチャー教室 | 13:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
芽吹き

一斉に芽吹き始めました。

 

早咲きの桜は散りソメイヨシノが咲き始めました。
 



 

 

  白木蓮は天に向かって花を咲かせ

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

雪柳も垣から飛び出し純白を楽しませてくれます。

 

 

 












 

ふと下を見ると土筆も最盛期です。
 

 


 

 

以前土筆の砂糖漬けを頂いたのを思い出します。

 

いよいよ百花繚乱の頃です。

| 古美術ささき | - | 14:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
古美術ささき主催 カルチャー教室 2019年 3月

ようやく春本番となりました。

 


有吉先生が体調の問題で今月はお休みですので先月に引き続き古美術ささき銀座店

での講義となりました。

 

講義内容は人形です。

時代人形から現代までお雛様をを中心です。
 

 

   毎年この時期までお雛様を銀座店の床の間に

   飾ってあります。

   この品も1点1点解説です。

 

   

 























 

 

 

 

 

 

 

特別に嵯峨人形も解説いたしました。

なごみ3月号に当店所蔵の人形が掲載されましたのでお知らせいたします。
 

 

 


 

 

有吉先生の体調もあり来期(4月)からは年に何回かの特別講義となります。

 

当店主催のカルチャーは1,8月を除く第二水曜日の1時15分より4時15分までです。
受講ご希望の方は当店までメール、電話にてご連絡いただければ幸いです 。


TEL:03-5524-3324 銀座店    http://www.kobijutsu.ne.jp/user_data/school_culture
                     古美術ささき http://www.kobijutsu.ne.jp/ 
                                              メール info@kobijutsu.ne.jp

| 古美術ささき | - | 15:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
平成31年 2月 NHK 町田カルチャー教室

暖かくなったのも束の間で寒い日が続いております。

 

今月の1点目です。

先月に引き続き長野垤志作の片輪車、面取釜です。
 

 

片輪車(源氏車)のデザインを説明いたしました。

長野垤志は釜で一番最初に人間国宝になられた方で芦屋の釜を分類された方です。

釜も和鉄(わずく)で製作されており製作点数も少ない作家です。

箱も二重で蓋も家元書付用の予備が入っております。

使われると宜しいですね。いつも重い品持参頂きありがとうございます。

 


2点目です。

 

花籠、備前壷、通い徳利の3点です。
 


花籠は近年欧米で人気があり昨年はメトロポリタン美術館で大規模な展覧会を開催したほどです。

その有名作家と銘が入る部分を説明しました。

備前の壷は種ツボで古い時代からございますが残念ながら本作は近年の作です。

大きな徳利は酒屋に酒を買いに行くときに使用した物です。

染付が美しいですね。

 


3点目です。
 

 


九谷3点です。

古九谷とのことでお求めになられたそうですが残念ながら昭和の作です。

 


4点目です。

色々な楽しい小物です。
 


小柄、財布の金具、珊瑚の玉、緒締、根付、分銅、懐中時計の鎖等です。

小柄も穂先が付いていないのでみなさまわからなく、珊瑚の玉も根掛けですが使用した事がないためにわからなく、懐中時計もしかりで時代は急速に進んでおります。

 


5点目です。

白磁の輪花の小鉢です。
 


柿右衛門としてお求めになられたそうです。

時代は1700年前後で良い柿右衛門白磁です。

 


6点目です。
 


色絵の柿右衛門と藍柿右衛門、三川内と思われる盃、高取の盃です。

色絵の柿右衛門はソーサーが付きヨーロッパに輸出された品です。

高取は高台内に高と入っておりますので近代の作になります。

酒器に使用できる品は近年人気がございます。

 


7点目です。
 


タイでお求めになられたパイプと思われます。

お持ちに方はアヘンの喫煙具と言われたそうです。

残念ながら真偽は分かりませんが面白いものですね。

 


8点目です。

李朝の染付の花瓶です。
 


時代は李朝末期で鶴と雲と竹が染付で描かれております。

それにしても毎回毎回お持ちになるだけの数を集めたのはすごいですね。

 

今月の持参の1点は井戸手茶碗です。

井戸茶碗には約束事がございます。


琵琶色の釉薬、貫入、竹節高台、轆轤目、かいらぎ、兜巾、目跡等です。

全部揃うと名品か写し物です。

持参の品も竹節高台とかいらぎが少ない品ですが井戸の雰囲気は十分味わえる茶碗です。

 

 


来月も鑑定品お待ちしております。

 当カルチャーは原則、毎月第4水曜日10時15分から11時45分にNHK町田教室で開講しております。
品物を持ち寄り、お互いに鑑定しあいながら骨董品の見る目を養います。
みなさまで楽しみながら知識を深め、趣味をより充実させ、広げるのに役立ちます。
鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。いつからでもご入会できます。


【受講のお申し込みは NHK文化センター 町田教室まで】


 東京都町田市原町田4-1-17 ミーナ町田8階 
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古美術ささき 佐々木 一

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| 古美術ささき | カルチャー教室 | 17:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
古美術ささき主催 カルチャー教室 2019年2月
1月はお休みですので今月から今年の開講となります。
有吉先生が今月はお休みですので古美術ささき銀座店での講義となりました。

今月のテーマは2月17日より24日まで懐石の器展の展示品解説です。
染付、青磁、色絵、白磁、現代工芸と椀を除く20点を手に取っていただき解説しました。
古くて良い器もデパートで販売している現代食器の価格ぐらいからあることを知っていただきました。
 

 
大勢の方にご来店いただき見ていただけると良いですね。
当店主催のカルチャーは1,8月を除く第二水曜日の1時15分より4時15分までです。
受講ご希望の方は当店までメール、電話にてご連絡いただければ幸いです 。

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| 古美術ささき | カルチャー教室 | 16:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
第2回 器展

 

本日より銀座店にて器展を開催しております。

ご来店心よりお待ちしております。
 

 



 

 

 

2月17日〜24日

 

| 古美術ささき | - | 16:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
根津美術館 青山茶会 弘仁亭 平成31年2月2日
朝の冷え込みが−2℃で根津美術館の池も凍っておりますが快晴で気温も上がり穏やかな日です。
 

 
師の小堀遠州流 小堀宗圓家元の掛釜も美術館が新しくなり茶会が再開された時以来です。
それ以前の茶友会は毎年の掛釜でした。
10時より40分間隔で8回のお席でお濃茶です。
無事庵の寄付きには益田鈍翁筆の和歌が掛けられております。
遠州公が詠まれた春の歌です。
 

 
本席の床には遠州の参禅の師でもある春屋宗園の碧巌録第百則が掛けられ
遠州作の一重切には加茂本阿弥と白文字が入れられております。

脇の香合は青磁の丸で布袋に唐子が遊んでいる図です。
脇には時代の硯箱が飾られております。

釜は遠州好みの大面取りで探幽下絵の地紋があり七宝の鐶付です。
炉縁は大徳寺龍光院祖堂の古材で上面に漆が塗られており広間でも使用できる炉縁で福富雪底老師の花押が朱で入っております。

風炉先は遠州好みの金銀張交で桑縁には小の字透かしが入っております。
棚は品川棚で品川御殿に家光公が御成りになられ遠州がお茶を差し上げた折に使用されたといわれております棚で後の時代の近藤道恵の作です。

水指は高取で七宝耳付き、茶入は紹鴎好みの丸棗で藤重の在銘です。
 

当流では古く由緒がある棗で仕服が備わっておれば濃茶で使用できる事になっております。
茶杓は遠州白銀茶杓で遠州が宗旦に送った茶杓でそれを宗旦が貼り筒を作り、朱書きで「遠州公よりたまわる 水屋用 花押」と直書きがございます。

内箱は藤村庸軒、外箱は啐啄斎、了々斎と表千家に伝わり益田鈍翁、森川如春と経て何十年か前に家元家に戻った茶杓です。

長い旅路です。

茶碗は高麗塩笥 松平備前守正信の箱書きです。
お茶は星の白授で星野園詰め、菓子は下萌で清晨庵製、器は大明嘉靖年製の銘が入った堆朱の喰籠です。
書院の棚には遠州好みの古銅の向獅子が角盆に乗り飾られております。
八席ともお道具の説明をさせていただきました。
終了後美術館の展観席(披錦斎)でお道具を拝見させていただき眼福を得ました。
 
| 古美術ささき | お茶会 | 17:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2019年 佐々木社中初釜

今年は第4の日曜日です。

 

銀座店の江楽庵で11時30分より炭点前です。


今年は宗雪さんです。

炭斗に香合、羽箒、鐶、火箸を仕込み 灰器を持ち出しての点前です。
 

 


お正客役も炭点前の短い間に色々と道具を聞きます。

お流れの拝見、お炭の拝見、香合の拝見と続きますのでとても忙しいですが楽しいですね。

無事炭点前が終了して食事です。


長年お世話になっていた京料理の店が昨年クローズになり今年は中華料理です。

ビールで乾杯から始まり紹興酒も頂き良い気分ですがこれからが本番です。

 

今年の濃茶は硯屏点前で私が6人前を2碗点てます。
 

 


 

お菓子は花びら餅、東宮製 お茶は、蓬莱 松尾園です。

茶碗は李朝の塩笥(しおげ)と御本茶碗です。

 

濃茶が終わり薄茶です。

今年はYさんとOさんで前半と後半です。

 

薄茶終了後恒例の福引です。

いつも一番の盛り上がりです。

 

今年も大勢初釜に来庵頂き感謝です。


良い年でありますように!

 

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| 古美術ささき | お茶会 | 15:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
平成31年 1月 NHK 町田カルチャー教室

今年もよろしくお願いします。

ここのところ乾燥した寒い日が続いております。

 


今月の1点目です。
 

 


 

 

長野垤志作の松梅霰釜です。

 

釜で一番最初に人間国宝になられた方で芦屋の釜を分類された方です。

釜も和鉄(わずく)で製作されており製作点数も少ない作家です。

箱も山中さんの製作で説明しました。

和鉄

 


2点目です。
 

 


 

 

銀製の扇と色絵の皿です。

銀製の扇は光則作と銘が入っており松竹梅の彫金が施されております。

もう1点は有田焼の大皿で峯山と銘が入り見事な桜の花が全面に描かれております。

飾り映えする皿です。

 


3点目です。
 

 


 

 

柿右衛門窯の湯呑と急須です。

柿右衛門は窯物と本人作がありますがこの作品は窯の作品です。

違いを説明しました。

もう1点は急須で富岡鉄斎の銘が入っておりますが残念ながら製作年代が違います。

 


4点目です。
 

 


 

 

皿3点です。

一見すると古九谷の皿ですが残念ながら近年の写し物です。

その根拠を話しました。

 


5点目です。
 

 


 

 

染付の鉢です。

伊万里の鉢で幕末から明治頃の製作です。

お求めもそのような説明だったそうです。

使用するには良い大きさですね。

 


6点目です。
 

 


 

 

李朝の瓶です。

肩に鉄釉薬が掛かっております。

飾っても花入れにも宜しいですね。

時代の説明をしました。

 


7点目です。
 

 


 

 

色絵の皿です。

1600年代末の柿右衛門の色絵の皿です。

裏の縁に絵が有るのは珍しいですね。

 

今月の持参の1品はエジプト出土のファイアンス製でスカラベを始め16点の小品です。

約4000年前の製作で悠久の時を感じさせます。

手に取ってご覧いただきました。

 


来月も鑑定品お待ちしております。
 当カルチャーは原則、毎月第4水曜日10時15分から11時45分にNHK町田教室で開講しております。
品物を持ち寄り、お互いに鑑定しあいながら骨董品の見る目を養います。
みなさまで楽しみながら知識を深め、趣味をより充実させ、広げるのに役立ちます。
鑑定品が無くても大歓迎ですのでどうぞお出かけください。いつからでもご入会できます。


【受講のお申し込みは NHK文化センター 町田教室まで】


 東京都町田市原町田4-1-17 ミーナ町田8階 
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古美術ささき 佐々木 一

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| 古美術ささき | カルチャー教室 | 18:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
席開き茶事 2   2019年1月20日
Kさんが北沢教室の皆様をお呼びしての席開きの茶事に指導をということでお招き頂きました。

連客は北沢教室の4名と、私です。
快晴でそれほど寒くもなく良い日よりです。

寄付きは懸想文売りの短冊が掛けられております。
白湯を頂き美しい音色の鐘を5回打ち参集のお知らせです。
一旦立礼席に入りここでお迎えを受けます。
ここの床には大和絵画家の森村宣永雪中の鳩の図が掛けられております。
 


亭主が白羽根でお迎え付きです。
蹲を使用して席入りです。
水琴窟が透明な音色で楽しませてくれます。

床には橘了庵 宗義  大徳寺 徳禅寺住職の書が掛けられ釜は砂鉄製の筋釜で菊地正直()です。
脇には江戸時代の百人一首が飾られて新年を感じます。
 


 
 
 
ご挨拶の後炭点前です。
 

 

 

 
無事に終了の後懐石です。
懐石は本席で行いますが足の事もあり立礼席にしつらえて頂きました。
 
向付けは帆立に牡丹エビ 汁は生麩です。
 

 
椀はしんじょに鰤が入っております。
 
焼き物はカモ
 

 
お酒も新潟の酒で美味しい。
強肴は干し柿にクリームチーズが挟まれております。
八寸はスモークサーモンとこごみ
 

 
お湯を頂き終了です。

主菓子を頂き待合へ
主菓子は菊家の瑞雲という銘の黄身しぐれです。
 
鳴物のお迎えで本席へ

 
    花は「さんしゅう 水仙 つくばね」が青竹の花入れに
  入っております。
 

茶碗は李朝のしおげで珍しい事に鉄釉が一筋掛かっております。
お茶は星野園の星峰です。

 

 

 

 
薄茶には煙草盆も持ち出し頂きました。
十分に堪能して帰路につきました。
半年の間に茶事を一人亭主で10回超えは素晴らしいですね!
| 古美術ささき | お茶会 | 15:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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